捨てられた猫たちにしあわせを!みんな元気で!   日本捨猫防止会東久留米・西東京  


by tiikineko
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イタリアの動物愛護

つくば市の鶴田眞子美さんからイタリア動物愛護事情が送られてきました。

 鶴田さんはつくば市の方、捨猫が気がかりで、気がかりでならないという事を、風の便りで聞いて、2月始めから情報をお送りしていました。そのうち、3月始めに、捕獲器を送るというところまで話が進み、捕獲器2台を送りました。それからは鶴田さんの大活躍の始まりです。

 今日までのおよそ1ヶ月間で、10匹を捕まえ獣医師さんに運んだということです。そして、今まで、気をもんでいただけだったのが、活動を始めてから地域に賛同者があらわれたということです。人から人へ活動の輪が広がっていきました。

 以下、鶴田さんのイタリア動物愛護事情です。


私はイタリア語の教員をしています。イタリアの動物愛護を紹介します。

・イタリアでは、犬猫の頭数管理が州や市の業務・権限であることが法制化されています。

・住民が野良猫の存在に気づくと、まず、居住地の獣医局に連絡をします。
頭数は3頭以上であればコロニーを形成しているとみなされ、自治体(市=comune)が保護し、不妊を行なう法律により、不妊が義務つけられます。費用はすべて市がまかない、住民は無料です。

・頭数と場所を連絡すると、プロテクションケージが市から届けられます。使用方法が説明され、住民はいよいよその保護器を仕掛けて猫を捕まえます。

・自治体(市=comune)指定の獣医師(公務員)のもとへ出向き、猫を預けます。

・3日後に猫を引き取り、保護した場所に再度放ちます。

・猫は住みなれたコロニーで、増えることなく、余生を送ります。

・猫が死ぬまで、水と食事の世話をするのは、それぞれの地域住民です。

・ちなみに、イタリアでは犬の殺処分は違法であり、野良犬はすべて民営、公営の施設で飼育されます。猫のための施設もあり、コロニーに戻すのが適当でないときは(交通事故の危険性等)野良猫はこうした施設に入ります。


 欧米では野良猫・捨猫対策に積極的です。日本は動物福祉が遅れており、動物虐待列島とも呼ばれています。
 子供の頃からの動物愛護教育が必要です。夏休みのポスター制作だけでなく、日頃から学校教育の中で、ペットを捨てることは犯罪であることや、保健所でガスで苦しみながら処分されるたくさんの動物がいることを、しっかりと伝えて行きたいと思います。                       鶴田眞子美
               
by tiikineko | 2009-03-21 09:32 | 捨猫ちゃん